じろー日記

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『これ、あの頃に知っていればなあ〜』がテーマのじろうの雑記ブログ

【書評】前田裕二さんの人間性を知りたければ、「人生の勝算」を絶対に読むべし。

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どうも。じろう(@JJJ_rooo)です!

 

最近、何かと世間で話題のSHOWROOM株式会社の前田裕二さん(@UGMD)。

 

あのニュースを見て、

 

どんな人なんだろう?

 

という率直に僕は思いました。

 

そんな素朴な好奇心で、「人生の勝算」という本を購入しました。

 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

 

この本では、前田さんの歩んできた人生が赤裸々に書かれており、

 

その嘘偽りもない人生を読み、前田さんの魅力・人間性が良く伝わってきました。

 

 

「どんな人か?」の結論としては、

 

 

男も惚れる、努力の鬼

 

 

だと感じました。

 

冒頭が長くなりましたが、

自分の頭の整理も兼ねて、書評行きます!!

 

以下、目次です。

 

読む前の予想

SHOWROOMのことは前から知っていましたが、

 

前田さん自身のことを知ったきっかけは、あのニュースです。

 

なぜこの人が・・・!?

 

と思いました。

 

 

そう言った背景もあり、

 

 

おれはすごいんだぜ!!!

 

というエピソードが書いているのかな??

 

 

と内心思いながら、読み始めました。

 

 

しかし、最初の1ページを読んだ後、

 

読む前の僕の予想は、見事に綺麗に外れました。

 

 

1ページ目から、8歳のときに両親がなくなった事実が書かれていました。

 

 

この人は、人生の逆境をいくつも跳ね除けてきた人なんだ。

 

 

あまりに予想と異なる冒頭に、

 

一気に僕は、著書に引き込まれていきました。

 

 

読んでいる最中に印象に残ったこと

この本には、前田さんの人生が全て書かれています。

 

  • ギター1つでお金を稼ぐ小学生時代

  • 高みを目指した外資金融時代

  • 何を掴むかではなく、何を残すかに没頭したSHOWROOM奮闘時代

  • これからのSHOWROOM

 

など様々なエピソードがありました。

 

その中で印象に強く残ったのが、2つあります。

 

印象に残ったこと その1 小学生時代の仮説検証力

 

小学生時代の前田さんは、両親が他界されていることもあり、

 

お金に不自由であることがコンプレックスだったようです。

 

 

そのコンプレックスと逃げずに戦うため、

 

小学校6年生の頃に、親戚のお兄ちゃんに譲ってもらったギターで

 

ストリートライブをし、お金を稼ごうと決意します。

 

 

最初のころは、当時住んでいた足立区などで、

 

自分のオリジナル曲を弾いていたようです。

 

しかし、誰も立ち止まってくれない。もちろんお金もくれない。

 

普通の小学生なら、もうストリートライブを諦めるでしょう。

 

しかし、前田さんは、

 

なぜ立ち止まってくれないのか?

 

を必死に考えます。

 

自分がお客さんなら、どんな人なら立ち止まるか?

 

どうすれば立ち止まってくれるか?

 

と、いっぱしの大人でも逃げそうなくらい大きな課題も

 

小さい頭で考え、仮説をたて、行動に移していきます。

 

最終的に、

 

  • お客さんの知っている曲を歌う

  • 濃い常連さんを作る

 

などといった方法にたどり着き、

小学生ながら月に10万円稼げるようになったそうです。

 

この小学生時代の仮説を立て、行動に移していく姿は非常に印象に残っています。

 

 

印象に残ったこと その2 UBS証券時代の圧倒的努力量

前田さんの小学生時代での仮説検証の力には、 圧倒されましたが、

 

それ以上に圧倒されたのが、UBS証券時代の話です。

 

 

真の優秀な学生・人間しかいないUBS証券の中で、

 

誰よりも成果に貪欲で、そのための努力を惜しまない

 

という印象を持ちました。

 

  • 朝は4時〜5時に出社し、毎朝、日経新聞を隅々まで読む。

  • 尊敬する宇田川さんから学べることは、すべて学ぶ

  • 成果を出している先輩からのアドバイスは、まずやってみる

 

成果を出さないといけないという現実から

 

逃げずに、

 

正々堂々戦い、

 

自分を成長させていく姿は、非常に印象に強く残っていますし、刺激を受けました。

 

じろうの好きな言葉

読んでいる途中から前田さんのファンになってしまいました。

そんな僕がこの「人生の勝算」の中で好きな言葉が2つあります。

 

好きな言葉 1つ目 


当たり前ことを圧倒的なエネルギー量でやり続ける
 

何も特別なことをしなくてもいい。

 

当たり前のことをやり続けることが、

自分の価値を高めるための近道だと、気づかせてくれた言葉でした。

 

自分以外の人が活躍している姿を見ると、

 

自分も活躍したい!

 

と思ってしまい、小手先のテクニックに走りがちです。

 

しかし、そんな時こそ

当たり前のことを全力でやり続けることが、大事だと改めて認識しました。

 

UBS時代に、前田さんはこのことを学んだそうです。 

 

好きな言葉 2つ目 


自分が何をしたいかを示す "人生のコンパス" を持つ

人生では、自分のコンパスがないと

すぐにビジネスという荒波の海で迷ってしまいます。

 

社会人歴2年目の僕も、

 

「社会とはそういうもんだ。」という他人の物差しによって、

 

自分が予期せぬ方向に進んでしまいそうな時があります。 

 

今一度、自分のやりたいこと・人生のコンパスを探しに行かねば!と思いました。 

 

読み終えて

前田さんは、本書で、 


先天性による機会格差を着実に埋める
 

と語っています。

 

僕も同じような想いがあります。

 

自分は家が貧しく、欲しいものが買ってもらえないという

 

お金の不自由さを身を持って体験しました。

 

なにくそ、負けるもんか!

 

と必死にもがき、先天的に自分に降りかかった格差と戦いました。

 

自分の場合、その先天的な格差を自らの手で埋めることができました。

 

しかし、

 

世の中には、その格差を埋める方法すら知らない人も多くいるはず

 

この本を通して、考えさせられ、気づくことができました。

 

そんな自分の想いを再熱させてくれたこの本は、

 

僕の人生のコンパスの基盤となりそうです。

 

以上、人生の勝算の書評でした!