じろー日記

過去の自分に教えたい

『これ、あの頃に知っていればなあ〜』がテーマのじろうの雑記ブログ

【中学数学で理解する】【節税のざっくり理解】なぜ経営者は、お金を使えば使うほどお得になるか?

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※本記事は、ざっくり理解することが目的なので、厳密に言えば、誤りがある箇所があるかと思います。ご了承ください。

 

どうも!最近、voicy中毒のじろう(@JJJ_rooo)です!

ながらvoicy最高ですね〜

 

サウザーさんやイケハヤさんが、ラジオの中で、

 

経費にできるんですよね。

 

節税になるんですよね。

 

とたまにおっしゃっています。

 

お金を使えば、節税!?お得に!?

 

となる人向けに、中学校レベルの数学を用いて解説してきます!

 

▼こんな人に読んでもらいたい!

・いつもサウザーさんのVoicyを聞いているが、節税について理解できていない
・イケハヤさんの金銭感覚を理解したいけれども、なかなか頭がついて行かない

 

中学校で習う一次関数( y = ax + b )を使って解説します!

 

そもそも節税ってなに?

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簡単に言えば、

節税とは、国に渡すお金を少なくすることです。

 

会社を設立すると、

1年に1回、国に、法人税という形でお金を渡す必要があります。

 

そのお金をできるだけ少なくすることが、節税です。

 

経営者は、頑張って自分で稼いだお金を国に渡さないといけないので、

 

できる限り、少ない金額で渡したいですよねー。

 

節税とは、国に渡すお金を少なくすること!

 

どうやって法人税(国に渡す分)を計算するのか?

 

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そもそも企業の利益は、以下のように計算できます。

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ここで言うところの、

 

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「売上 ー 費用」の部分を、税引前利益と言います。

 

税金を引く前の利益ですね。

 

そのまんまです。

 

その税引前利益から法人税を引いた金額が、本当の利益になります。

 

その法人税は、あらかじめ決められた数字である「法人税率」と税引前利益を掛け合わせることで計算されます。

  

具体的に考えてみる

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では具体的な数字で、考えていきましょう!

 

売上が、5000万円

法人税率を、30%としましょう。

 

費用が、3000万円の場合

 

売上が、5000万円

費用が、3000万円なので、

税引前利益は、2000万円となります。

 

そのため、法人税は、税引前利益×法人税率なので、

 

2000万円 × 30% = 600万円

 

となります。

 

つまり、費用が、3000万円の場合、

法人税、国に渡すお金は、600万円となります。

 

稼いだのに、国に600万円もあげないといけない!

 

費用が、3100万円の場合

 

前回より、100万円だけ費用が多いです!

 

売上が、5000万円

費用が、3100万円なので、

税引前利益は、1900万円となります。

 

そのため、法人税は、税引前利益×法人税率なので、

 

1900万円 × 30% = 570万円

 

となります。

 

つまり、費用が、3100万円の場合、

法人税、国に渡すお金は、570万円となります。

 

 

費用が3000万円の場合より、30万円、国に渡す分が少ないです!

 

検証を簡単にまとめる

 

ここまでの数字遊びを整理すると、以下のようになります。

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費用が増えるということは、お金を使うということです。

 

なので、ここでの結論は、

費用が増えたら、国に渡す分が少なくなるということです!!

 

もっと噛み砕くと、

お金を使うと、国に渡す分が少なくなるということです!

 

 

ちょっとxとか使って一般的に考えてみる

 

同じく売上を5000万円、法人税率を30%とします。

費用を x 万円とすると、

 

税引前利益は、(5000 ー x)万円となります。

 

そのため、法人税は、税引前利益×法人税率なので、

 

(5000 ー x)万円 × 30% = (1500 ー 0.3x)万円

 

となります。

 

法人税を y (万円)とすると、法人税 y は以下のようになります。

 

y = ー 0.3x + 1500

 

これをグラフで表すと、こんな感じになります。

 

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このグラフからわかるように、

x(費用)が増えれば、増えるほど、y (法人税)は少なくなります。

 

一次関数で簡単&ざっくりと説明ができました!

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか!

 

経費や節税という言葉だけの説明を聞くと、

 

難しそう・・・

 

これを理解している経営者すげえ・・・

 

となりがちですが、全然そんなことはありません!

 

中学レベルの数学で、十分に理解ができます。

 

何かの参考になれば幸いです。

 

以上です。

 

※本記事は、ざっくり理解することが目的なので、厳密に言えば、誤りがある箇所があるかと思います。ご了承ください。