じろー日記

過去の自分に教えたい

『これ、あの頃に知っていればなあ〜』がテーマのじろうの雑記ブログ

【等加速度運動がわからない人向け】等加速度運動は、10分あれば理解できる。

等加速度運動ってよくわかんない。
何がわからないかもわからない。
そもそも言葉が難しいよね・・・
等加速度ってどういう運動なの?

 

こんな人に向けた解説記事。

 

加速度という言葉を理解するだけで、等加速度運動は、十分に理解できます!!

 

この記事では、

等加速度運動はどんな運動か?

図を多めに使って、解説していきます。

 

おそらく記事を読み終えた瞬間には、

等加速度運動がどんな運動なのか?

はっきりと理解されているでしょう。

 

それでは、授業開始です!

 

10分後には、あなたは等加速度運動を理解しています。

 

授業は以下の順番で進めます。

  1. 加速度の意味を理解する(3分)
  2. 実際の例を考える(3分)
  3. 公式を導く(3分)

 

加速度の意味を理解する(3分)

加速度とは何か?

 

あなたは考えたことはありますか?

 

おそらくないと思います。(あったらごめんなさい!)

 

この"加速度"という言葉の意味さえ理解できれば、等加速度運動は余裕です。

 

加速度の単位に着目すれば、簡単に理解できるんですよね。

 

加速度の単位は、m/s^2

 

1秒間にいくら速度が加えられるか?を示す値をさします。

 

f:id:u059633g:20180815193536j:plain

 

つまり、加速度が2[m/s^2]であれば、1秒間に2[m/s]だけ速度が増え、

加速度が50[m/s^2]であれば、1秒間に50[m/s]だけ速度が増えます。

 

速度は、増えたり、減ったりするものなので、

加速度はマイナスの値もありえます。

 

つまり、加速度が-10[m/s^2]であれば、

1秒間に10[m/s]だけ速度が減ることになります。

 

このセクションで言いたかったことをまとめると、こんな感じ。

  • 加速度とは、1秒間にいくら速度が加えられるか?を示す値
  • 速度は増えたり、減ったりもするので、加速度はマイナスの値もありえる

 

では、実際の例を考えていこう!!

 

実際の等加速度運動の例を考える(3分)

具体的に考えてみよう。

今、加速度が10[m/s^2]だとし、この加速度はずっと一定と考える。

 

また物体は、初速度7m/sで進んでいるとき

この物体の2秒後の速度はいくらでしょうか?

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最初なので、ゆっくりひとつひとつ考えてみる。

 

加速度は、1秒間にいくら速度が加えられるかを示す値

今、加速度は10[m/s^2]

1秒間に10[m/s]だけ速度が加えられる

2秒間だと、20[m/s]だけ速度が加えられる

初速度が7[m/s]なので、7+20=27[m/s]!!

 

てことで、正解は、27[m/s]となります。

 

図で解説するとこうなります。

f:id:u059633g:20180815194705j:plain

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ここまで理解できれば、等加速度運動はもう9割ほど理解していますね。

 

次は、公式を導いていきます。 

等加速度運動の公式を導く(3分)

条件を以下のようにおきましょう。

この状況のとき、t秒後の物体の速度vを求めていきます。

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条件を整理する。

  • t:時間
  • v0:初速度(最初の速度)
  • v:t秒後の物体の速度
  • a:加速度(常に一定)

加速度とは、1秒間に加えられる速度のこと。

なので、今は、1秒間にa[m/s]だけ速度が加えられる状況。

※ここが超重要!!!

 

具体的に考えると、2秒後には2a[m/s]だけ物体の速度は大きくなります。

 

では、t秒後には、いくら速度が加えられますか?

 

もちろん、at[m/s]だけ速度は加えられます。

 

つまり、こういうことになります。

 

f:id:u059633g:20180815194755j:plain

f:id:u059633g:20180815194807j:plain

これで、公式の証明が完了しました。


最後に、ここで超重要なポイントを押さえておきます。

 

上の式が成り立つためには、ある条件が必要です。

 

それは「加速度が、常に一定である」ということ。

 

これが、等加速度運動と名付けられる理由です。

 

つまり、加速度がいつでも等しい場合だけ

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この式が成り立ちます。

 

この名前の由来を知っているだけでも、

周りの友達よりは、等加速度運動の理解が深いはず。

 

一旦、今日はここまでにします。

最後に、この後の勉強法を紹介していますが、

より深く理解したい人だけ見てみてください。

 

等加速度運動を理解した後の勉強法

概念は理解できたと思うので、次は問題演習にとりかかってください。

 

問題演習は、自分の手元にある参考書でも問題ありません。

 

しかし、僕のおすすめは、

スタディサプリでもう一度、等加速度運動の授業を見ること。

 

一度、理解した後の頭で授業をみるとかなりの復習にもなりますし、

知識の定着率が大幅に上がるので、おすすめです。

 

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登録し、等加速度運動の理解をさらに深めましょう。

 

以上です!